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公募プロポーザルコンペティションKOKUEIKAN  PROJECT 応募案

 


□沖縄での時間感覚
ゆいレールができるまでの沖縄には終電がなく、 文字通り24時間動いているまちでもあった。 一方、本土からの観光客のほとんどは、 都市的な時間感覚を引きずったまま沖縄を訪れる。 昼間は観光で時間を消費できるものの、夜はどうだろうか? 夜に沖縄で、都市的な身近な時間の使途を満たす、 時間そのものを消費できるような場所が、 那覇の中心部には実は少ない。

□「國映館」の記憶の継承
もともと映画館だった「國映館」の 文化と娯楽の性格を継承した上で、 那覇を訪れるさまざまなひとびとに 時間の使い方の選択肢を増やし、 観光客でも地元の人でも、 いつ訪れていつ帰ろうとも、 滞在時間を自由に設定し楽しめる テナントの構成を提案する。

□螺旋状の「1マイル」のスロープ
昼も夜も常にそこには文化と娯楽を楽しむひとびとが溢れていて、 外部からも内部からもその様子が分かる透過性のある空間を、 建物の外周を取り巻くようにスロープを内包して螺旋状に計画する。 そのスロープの昇降距離を1600m(1マイル)とすることで、 新たに「奇跡の1マイル」を、「これからの1マイル」として、 この敷地の中に再現し、この計画が新たに「まち」に開き、 「まち」を刺激し、「まち」の賑わいを創出するための象徴とする。 いみじくもその目盛りはこれからの沖縄のための指標ともなるだろう。